農水省、2024年水産資源評価結果を発表
2024年10月31日午前5時、農林水産省は「令和6年度我が国周辺水域の水産資源に関する評価結果」を公表しました。この評価は、スケトウダラ、ズワイガニ、マダラ、アカガレイ、ソウハチ、ニギス、ヒラメ、ムシガレイの8つの主要水産資源を対象に実施されました。
資源状況の主なポイント
- スケトウダラ: 北海道周辺の資源量は増加傾向にあり、漁獲可能量が過去最高を記録。
- ズワイガニ: 日本海における資源量は回復傾向にあり、漁獲可能量が近年で最も高い水準。ただし、資源量の大きな変動が懸念されています。
- マダラ: 宗谷海域の資源量は近年で最も低い水準。漁獲可能量は減少傾向にあります。
- アカガレイ: 日本海における資源量は増加傾向にあり、漁獲可能量が過去最高を記録。
- ソウハチ: 日本の排他的経済水域（EEZ）における資源量は安定しています。
- ニギス: 日本海における資源量は減少傾向にあり、漁獲可能量は過去5年間で最も低い水準。
- ヒラメ: 日本海における資源量は安定しています。
- ムシガレイ: 日本海における資源量は減少傾向にあり、漁獲可能量は過去10年間で最も低い水準。
関連情報
- 評価は、水産庁が実施した調査や過去の漁獲データに基づいています。
- 資源状況は、乱獲、気候変動、生息地の喪失などの要因によって変動します。
- 農水省は、持続可能な水産資源管理を確保するために、漁業規制や生息地保護などの対策を講じています。
- この評価結果は、漁業従事者や政策立案者が、水産資源の適切な管理と利用について情報に基づいた意思決定を行うのに役立ちます。
今後の見通し
農水省は、水産資源の状況を継続的に監視し、必要に応じて管理対策を調整していくとしています。漁業者の協力と、持続可能な水産資源利用に対する社会全体の理解が不可欠であると強調しています。
令和6年度我が国周辺水域の水産資源に関する評価結果が公表されました（スケトウダラ、ズワイガニ、マダラ、アカガレイ、ソウハチ、ニギス、ヒラメ、ムシガレイ）
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