大阪大学が新研究棟で「ZEB Ready」を取得
大阪大学は2024年10月31日、大阪大学と日本財団が共同で建設を進めている「大阪大学・日本財団 感染症センター」（延べ面積約10,000㎡）が「ZEB Ready」を取得したと発表しました。
「ZEB Ready」とは
「ZEB（ネット・ゼロ・エネルギー・ビル）」とは、年間の一次エネルギー消費量が正味ゼロ以下になる建築物のことで、環境に配慮した持続可能な建物です。ZEB Readyは、ZEBの基準を満たすために必要なエネルギー削減策を設計段階で取り入れた建物に与えられる認証です。
国立大学で初の取得
大阪大学・日本財団 感染症センターは、国立大学の研究棟としては初めてZEB Readyを取得しました。この取得により、大学の研究活動における環境への配慮が評価されたことになります。
感染症研究の拠点
大阪大学・日本財団 感染症センターは、2025年2月に竣工予定で、感染症研究の拠点として機能する予定です。このセンターでは、最先端の研究設備を活用して、感染症の予防・診断・治療に関する研究が行われます。
環境負荷の低減
ZEB Readyを取得することで、センターの環境負荷が低減されます。具体的には、次のような対策が講じられます。
- 断熱性の向上
- 高効率空調システムの採用
- 再生可能エネルギーの利用（太陽光発電など）
持続可能なキャンパス
大阪大学では、このセンターの取得を機に、他の建物でもZEB化に取り組んでいく方針です。これにより、大学のキャンパス全体が持続可能性に配慮したものへと進化していくことが期待されています。
関連情報
- 大阪大学プレスリリース: resou.osaka-u.ac.jp/ja/news/topics/2024/10/20241031_2
- ZEB Readyについて: www.zebready.info/
大阪大学・日本財団 感染症センター（2025年2月竣工予定）がZEB Readyを取得【延べ面積10000㎡超の新築研究棟として国立大学初！！】
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