新潟県が野鳥監視重点区域を指定
新潟県は、2024年10月30日午前6時に、「阿賀野市を中心とする野鳥監視重点区域（令和6年10月28日指定）」を公開しました。
指定の目的
この区域は、渡り鳥の中継地や越冬地となっているため、鳥インフルエンザなどの家畜伝染病を早期に発見して拡散を防ぐことを目的として指定されました。
重点区域の範囲
重点区域は、阿賀野市の大部分と、胎内市、新発田市、白根市、聖籠町の各一部を含む区域です。詳しい地図は、新潟県のウェブサイトで確認できます。
監視内容
重点区域では、野鳥の死骸や異常行動の監視が行われます。
農場への協力依頼
重点区域内の農場には、野鳥の異常を早期に発見するための協力が求められています。もしも鳥が大量死している、または異常な行動をしている場合は、直ちに阿賀野市保健課（電話番号: 0250-62-4111）まで連絡してください。
鳥インフルエンザの流行状況
2023年シーズン（2022年10月～2023年3月）、新潟県では鳥インフルエンザが3例発生しており、国内最多となっています。この区域の指定は、国内で野鳥から家畜への感染が確認されたことを受けたものです。
鳥インフルエンザ予防の対策
鳥インフルエンザの流行を防ぐためには、以下の対策が重要です。
- 野鳥への給餌をしない
- 野鳥の死骸に触れない
- 養鶏場では、衛生管理を徹底する
- 野鳥との接触を避ける
新潟県は、引き続き野鳥の監視と鳥インフルエンザの予防対策に努めています。重点区域の住民の皆さんには、ご理解とご協力をお願いいたします。
阿賀野市を中心とする野鳥監視重点区域（令和6年10月28日指定）
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