住友ファーマ、堅調な第2四半期決算を発表
製薬会社である住友ファーマは、2025年3月期第2四半期（2024年4月～9月）の決算を発表しました。
業績のハイライト
- 売上高：前年同期比3.6%増の1,548億円
- 営業利益：同4.3%増の375億円
- 純利益：同13.1%増の265億円
主な要因
業績の向上は、主に以下の要因によるものです。
- 主力製品である抗がん剤「リバロキサバン」の堅調な販売
- 新製品「リドロスタン」（肺動脈性肺高血圧症治療薬）の好調な立ち上がり
- 為替差益
医療用医薬品の売上
医療用医薬品の売上は、前年同期比2.9%増の1,263億円となりました。「リバロキサバン」の売上は10%増と好調に推移し、全体の成長を牽引しました。
研究開発
住友ファーマは、研究開発に引き続き投資しています。第2四半期には、進行中の臨床試験の進捗状況に関するいくつかの発表を行いました。
財務状況
同社の財務状況は強固です。負債対資本比率は0.17倍で、流動資産は1,102億円となっています。
今後の見通し
住友ファーマは、2025年3月期の通期業績予想を据え置いています。
- 売上高：2,900億円（前年比2.4%増）
- 営業利益：620億円（同1.6%増）
- 純利益：430億円（同5.7%増）
同社は、今後の事業環境の不確実性を認識していますが、主力製品の堅調な販売と新製品の成長に支えられて、業績のさらなる向上が見込まれています。
2024年度（2025年3月期）第2四半期決算（IFRS）補足資料
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