鹿児島県、日米共同統合演習「キーン・ソード25」を実施
鹿児島県が2024年10月26日午前9時10分に発表したところによると、2025年春に「令和6年度日米共同統合演習（実動演習）」である「キーン・ソード25」が実施される予定です。
「キーン・ソード」演習について
「キーン・ソード」演習は、日米が交互に指揮を執る大規模な共同演習で、今回で25回目となります。2023年度の「キーン・ソード24」では、鹿児島県をはじめとする九州全域や周辺海域で演習が行われました。
目的と狙い
この演習の目的は、以下のとおりです。
- 日米同盟の抑止力と即応性を向上させる
- 共同作戦における相互運用性を強化する
- 南西諸島を含む日本周辺海域における防衛態勢を強化する
参加部隊と規模
演習には、陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊、アメリカ海兵隊、アメリカ海軍など、両国から総勢約2万5千人が参加する予定です。また、演習には航空機や艦船も多数参加する見込みです。
実施時期と場所
演習は、2025年3月から4月ごろにかけて、鹿児島県を含む九州全域と周辺海域で行われます。具体的には、
- 演習指揮所：鹿児島県鹿児島市
- 演習海域：鹿児島湾、東シナ海、太平洋
- 演習空域：鹿児島県、宮崎県、沖縄県
が想定されています。
地域住民への影響
演習期間中は、演習空域や演習海域付近で、航空機や艦船の飛行・航行に伴う騒音が発生する可能性があります。また、演習に参加する隊員が、鹿児島市内をはじめとする実施地域を訪れることも見込まれます。
鹿児島県は、地域住民への影響を最小限に抑えるよう、関係機関と調整を行っています。また、演習に関する情報を適宜提供し、住民の不安や疑問に丁寧に応えるとしています。
関連情報
- 鹿児島県「令和6年度日米共同統合演習（実動演習）「キーン・ソード25」について」（外部リンク）
- 防衛省・自衛隊「令和5年度日米共同統合演習（実動演習）「キーン・ソード24」について」（外部リンク）
令和6年度日米共同統合演習（実動演習）「キーン・ソード25」について
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