文部科学省が高等教育の在り方に関する特別部会の議事録を公開
公開日時： 2024年10月25日（金）午前5時
議事概要：
文部科学省は、高等教育の在り方に関する特別部会の第10回会合の議事録を公開しました。この部会では、現在の高等教育制度の課題と改善点を議論し、今後の改革の方向性を探っています。
主な議題：
- 高等教育改革の現状と課題
- 高等教育の質保証の強化
- 学生の多様性の確保と就業力の向上
- 高等教育機関の財務基盤の強化
議事録の内容：
高等教育改革の現状と課題：
部会では、少子化による学生数の減少や、高等教育機関間の競争激化などの現状が指摘されました。また、学部教育の質の低下や、学生の就業力不足も課題として挙げられました。
高等教育の質保証の強化：
質保証の強化のため、プログラムアクレディテーション（認定）制度の導入や、高等教育機関の第三者評価の拡充が検討されました。また、教育のアウトカム（成果）を明確にすることが重要とされました。
学生の多様性の確保と就業力の向上：
学生の多様性を確保するため、経済的支援や学習支援の拡充、社会人や外国人学生の受け入れ促進が提案されました。また、就業力を向上させるために、産学連携の強化や、実践的な教育プログラムの充実が議論されました。
高等教育機関の財務基盤の強化：
高等教育機関の財務基盤を強化するため、国の支援の拡充や、企業との連携強化、新しい財源の確保が検討されました。また、効率的な運営や経費削減の必要性も指摘されました。
今後の予定：
特別部会は今後、さらに議論を重ね、2025年3月に最終報告書をまとめる予定です。この報告書は、今後5～10年の高等教育改革の方向性を指し示すものとして期待されています。
関連情報：
- 文部科学省：高等教育の在り方に関する特別部会（第10回） 議事録
- 文部科学省：高等教育の在り方に関する特別部会
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