青森市、2024年10月20日に『保険証の廃止』を発表
青森市は2024年10月20日より、保険証を廃止すると発表しました。
背景
保険証の廃止は、国が推進する「マイナンバーカード」の普及促進と医療費の適正化が背景にあります。マイナンバーカードには健康保険情報や受診履歴が記録されており、保険証の代替として利用できます。
廃止の仕組み
保険証の廃止後は、マイナンバーカードが医療機関の窓口で提示され、健康保険情報が確認されます。マイナンバーカードが未所持の場合は、代わりに「資格確認書」が発行されます。
関連情報
- マイナンバーカードの申請方法:
- 市役所や総合支所
- オンライン（マイナンバーカード総合サイト）
- 資格確認書の取得方法:
- 健康保険組合または協会けんぽ
- 廃止後の受診について:
- 保険証または資格確認書を提示してください。
- マイナンバーカードの場合は、カードを医療機関の専用端末にかざしてください。
- マイナンバーカードの紛失・盗難時の対応:
- カード発行機関（市役所など）に届け出てください。
- 健康保険組合または協会けんぽにも届け出てください。
メリット
- 受診手続きの簡素化: 保険証の提示が不要になり、受診手続きが簡便になります。
- 医療費の適正化: マイナンバーによる本人確認の強化により、医療費の不正利用が防止されます。
- マイナンバーカードの利便性向上: 医療利用だけでなく、運転免許証や公共サービスの利用にもマイナンバーカードが使用できます。
懸念事項
- マイナンバーカードの普及率: 保険証廃止後にマイナンバーカードが普及していないと、受診に支障が出る可能性があります。
- 個人情報の保護: マイナンバーが健康保険情報と紐付けられるため、個人情報の保護に懸念が寄せられています。
青森市は、マイナンバーカードの普及促進や個人情報の保護対策に努め、保険証廃止を円滑に進めるとのことです。
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