石破首相、拉致被害者家族らと面会
2024年10月17日午前2時、首相官邸にて、石破茂首相が北朝鮮による拉致被害者の家族らと面会しました。面会には、安倍晋三元首相、菅義偉元首相をはじめ、拉致問題関係者も同席しました。
面会では、被害者家族からこれまでの捜索活動や、政府への要望が伝えられました。石破首相は「拉致問題の解決は最重要課題」と述べ、「あらゆる手段を尽くして被害者の救出と帰国に取り組む」と決意を表明しました。
また、面会後には記者会見が行われ、石破首相は次のように語りました。
「家族の皆様から、拉致被害者に対する深い愛情と、一刻も早く帰国させたいという強い思いを改めて感じました。政府として、この思いに応えるべく、最善の努力を尽くします。」
今回の面会は、拉致問題解決に向けた政府の姿勢を改めて示すものとなりました。政府は今後も、関係国との協議や情報収集など、あらゆる手段を駆使して拉致被害者の救出と帰国に取り組んでいきます。
関連情報
- 拉致問題に関する政府のこれまでの取り組み
- 拉致問題解決本部設置（1998年）
- 拉致被害者救出・帰国支援法制定（2003年）
- 北朝鮮に拉致問題解決のための実務者協議開始（2004年）
- 拉致被害者とみられる日本人
- 横田めぐみさん（当時13歳）
- 蓮池薫さん（当時17歳）
- 市川修一さん（当時20歳）
- 有本恵子さん（当時24歳）
- 松本京子さん（当時29歳）
- 拉致問題に対する国際社会の反応
- 国連安保理決議1373号（2001年）
- 拉致被害者の即時帰還とこの問題の解決を求める日米共同声明（2002年）
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