厚生労働省が予防接種データベースの開発業務を公示
日付: 2024年10月17日 06:01
厚生労働省は、予防接種データを一元管理するための予防接種データベースの設計・開発業務を発注する公示を発表しました。
背景
日本における予防接種は、感染症の予防や流行の抑制に大きな役割を果たしています。しかし、現在の予防接種システムでは、予防接種記録が医療機関ごとに管理されており、国民全体の予防接種状況を把握することが困難でした。
予防接種データベース
予防接種データベースは、国民全員の予防接種情報を一元管理するシステムです。これにより、次のことが可能になります。
- 予防接種歴の迅速かつ正確な確認
- 予防接種率の把握と分析
- 予防接種に関する情報提供やリマインダーの送付
業務内容
今回の発注では、以下の業務が含まれます。
- 予防接種データベースの設計
- ソフトウェアの開発
- ユーザーインターフェースの設計
- データ移行計画の作成
- システムの運用・保守
応募資格
応募資格は次のとおりです。
- 情報システムの設計・開発に関する経験を有する企業または団体
- 医療情報システムに関する知識を有する企業または団体
- 国民の個人情報の取り扱いに関する法令を遵守できる企業または団体
応募方法
応募は、厚生労働省のウェブサイトからダウンロードできる公示書に従って行ってください。
スケジュール
- 応募締切:** 2024年11月15日
- 審査・選定:** 2024年12月
- 業務開始:** 2025年4月
期待される効果
予防接種データベースの導入により、予防接種に関する情報を一元管理し、国民の健康増進に役立てることが期待されています。また、感染症の流行時には、迅速な対応や予防接種キャンペーンの実施などに役立つと考えられます。
意見招請に関する公示（予防接種データベースの設計・開発業務一式）
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