カナダ兵士、ラトビアのリガで勤務外に死亡
2024年10月15日、カナダ兵士がラトビアの首都リガで勤務外に死亡しました。この兵士は第5カナダ機械化旅団の所属で、北大西洋条約機構（NATO）の強化措置任務に参加していました。
当局によると、兵士は海で泳いでいたところ、溺れたとみられています。その後の捜索で、兵士の遺体が発見されました。兵士の身元は公表されていません。
カナダ軍は、兵士の家族や同僚に哀悼の意を表すとともに、「この悲劇的な出来事について深く悲しんでいる」と述べています。
この兵士の死亡は、NATOの強化措置任務におけるカナダ兵の初の死亡事例となります。この任務は、ラトビア、リトアニア、エストニア、ポーランドの加盟国に駐留する多国籍軍を強化するため、2017年に開始されました。カナダは、約800人の兵士をこの任務に派遣しています。
この任務は、ロシアによるクリミア併合を受けて、NATO東部の同盟国を安心させることを目的としています。カナダ軍は、ラトビアに駐留している他国部隊との共同訓練や演習に参加しています。
この兵士の死亡は、カナダ全土に衝撃を与えています。カナダのジャスティン・トルドー首相は、「勇気と献身で仕えた兵士の命が失われ、心を痛めている」と述べました。
カナダ軍は、この事件の調査を続けており、兵士の死亡の正確な状況を明らかにする予定です。
Canadian soldier dies while off-duty in Riga, Latvia
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