自民党石破茂総裁、連立政権で「新しい日本」を訴え
自民党の石破茂総裁は2024年10月14日、都内と埼玉県で相次いで演説会を開催し、自公連立政権による新たな国家ビジョンの構築を訴えました。
東京・港区の演説会
東京・港区の演説会で石破総裁は、「自公連立政権で新しい日本をつくっていく」と強調。現政権の「アベノミクス」経済政策により、企業利益は増加したものの、国民生活は向上していないと指摘しました。
石破総裁は、次のような新しい経済政策を提案しました。
- 中小企業支援
- 地方創生
- 教育・人材育成への投資
- 財政健全化
また、外交・安全保障政策についても触れ、日米同盟の強化、自由貿易体制の維持、中国との協調と警戒のバランスを重視する姿勢を表明しました。
埼玉県・川越市の演説会
埼玉県・川越市の演説会でも、石破総裁は同様の内容を訴えました。さらに、以下のような地域課題にも言及しました。
- 交通インフラの整備
- 医療・介護の充実
- 治水対策
関連情報
石破総裁の演説会は、2025年10月に予定されている次期衆議院議員総選挙に向けた序盤戦と見られています。自民党は、現在公明党と連立政権を組んでいますが、次期総選挙でも連立を維持する意向を示しています。
対する野党連合は、立憲民主党、日本共産党、れいわ新選組など複数の政党で構成されており、経済・社会保障・外交政策などで自公連立政権と対峙するとみられています。
今後の政治情勢は、各党の政策や選挙戦略、国民の支持動向などによって左右されるとみられます。
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