金融庁、「金融業界横断的なサイバーセキュリティ演習（Delta Wall Ⅸ）」について公表しました。

金融庁、「金融業界横断的なサイバーセキュリティ演習（Delta Wall IX）」を発表

金融庁は、2024年10月8日午前6時に、「金融業界横断的なサイバーセキュリティ演習（Delta Wall IX）」の実施を発表しました。

演習の目的

この演習の目的は、金融業界全体のサイバーセキュリティの態勢を強化し、サイバー攻撃に対するレジリエンスを高めることです。

参加機関

演習には、銀行、証券会社、保険会社、その他の金融機関など、幅広い業界の機関が参加します。

シナリオ

演習では、大規模なサイバー攻撃が発生するシナリオが想定されています。参加機関は、この攻撃に対処し、被害を最小限に抑えるための協調的な対応策をテストします。

評価項目

演習では、以下の項目が評価されます。

関連情報

金融庁の発表: www.fsa.go.jp/common/pr/241008_1.pdf
Delta Wall演習の過去の例:
- Delta Wall VIII: 2022年10月
- Delta Wall VII: 2021年10月
金融業界のサイバーセキュリティガイドライン: www.fsa.go.jp/policy/cybersecurity/security_guideline.html

意義

Delta Wall演習は、金融業界がサイバー攻撃の脅威に備える上で重要な役割を果たします。参加機関が協働してサイバーセキュリティの態勢を強化することで、金融システムの全体的なレジリエンスが向上します。

この演習は、金融機関がサイバー攻撃に対処する準備を整え、顧客の資産と業務を保護するのに役立ちます。また、関係当局間の協調も強化し、金融業界全体のサイバーセキュリティ態勢の向上に貢献します。