北海道、市町村の最新決算状況を公開
北海道は2024年10月3日、2023年度の北海道内市町村の決算状況を公表しました。
財政健全化に向けて着実な進展
決算状況によると、北海道内市町村の財政状況は概ね良好で、財政健全化に向けて着実な進展が見られます。
歳入の増加、歳出の抑制
歳入は前年度比1.3%増の1兆2,338億円、歳出は前年度比0.5%減の1兆2,263億円となりました。歳入の増加は主に地方交付税の増収によるもので、歳出の抑制は主に公共事業費の減少によるものです。
普通会計の収支は1兆円超の黒字
普通会計の収支は1兆円を超える黒字となり、財政健全化が進んでいることを示しています。また、各市町村の財政状況を評価する財政力指数も向上しており、自主財源の確保や支出の効率化が図られていることがわかります。
課題は人口減少と財源確保
一方、北海道内市町村が直面する課題としては、人口減少や財源確保が挙げられます。人口減少は歳入減や社会保障費の増加につながり、財政に悪影響を与える可能性があります。また、国からの地方交付税交付金は減少傾向にあり、安定的な財源確保が求められます。
関連情報
- 北海道ホームページ「北海道内市町村の決算状況」（https://www.pref.hokkaido.lg.jp/cm/top/press/press2024/p1331581.html）
- 総務省ホームページ「平成31年度地方公共団体の決算状況について」（https://www.soumu.go.jp/main_content/000759872.pdf）
北海道や全国の市町村の財政状況を把握するためには、これらの関連情報も参考にしてください。
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