厚労省が先進医療Bの告示を削除
厚生労働省は2024年10月1日午前6時に、『告示削除済みの先進医療Bの一覧』を公式ウェブサイトで公開しました。
先進医療Bとは
先進医療Bは、厚生労働省が認めた、保険適用外の新しい治療法のことです。高度な技術や設備が必要で、有効性や安全性はまだ完全に確認されていませんが、一定の条件を満たした患者に対して実施されています。
告示削除の理由
厚生労働省は、先進医療Bの有効性や安全性に関するデータが十分に集まったとして、一部の先進医療Bの告示を削除しました。これらの治療法は、現在、保険適用内の標準的な治療法として行われています。
告示削除済みの先進医療Bの一覧
告示削除済みの先進医療Bは以下の通りです。
- 重粒子線治療（一部の適応を除く）
- 陽子線治療（一部の適応を除く）
- サイバーナイフによる放射線治療
- ナノナイフによる放射線治療
- 中空針ラジオ波焼灼術（一部の適応を除く）
- マイクロ波焼灼術（一部の適応を除く）
- 凍結融解療法（一部の適応を除く）
影響
告示削除により、これらの治療法を受ける患者は、以後は保険適用されなくなります。ただし、一部の治療法については、一定の条件を満たせば、引き続き高度先進医療費として保険給付の対象となる場合があります。
詳細情報
厚生労働省のウェブサイトで、告示削除済みの先進医療Bの一覧や詳細な情報を確認できます。
www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/teate/index_00020.html
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