文科省が学校給食の調理場空調設備設置状況を調査
文部科学省は、2024年9月30日、全国の公立学校の給食調理場における空調（冷房）設備の設置状況を調査すると発表しました。
調査の目的
この調査は、学校給食調理場の労働環境を改善し、安全で衛生的な給食を提供することを目的としています。調理場の暑さは調理従事者の熱中症や疲労を引き起こす可能性があることから、空調設備の設置状況を把握し、改善策を検討することが必要と考えられています。
調査対象
調査対象は、全国すべての公立小・中学校、義務教育学校、特別支援学校です。
調査内容
調査では、以下の項目について調査が行われます。
- 調理場の空調設備の有無
- 空調設備の設置年
- 空調設備の能力
- 空調設備の使用状況
- 調理場の温度・湿度
調査結果の公表
調査結果は、令和6年（2024年）9月1日現在で公表される予定です。
関連情報
文部科学省では、学校給食調理場における熱中症対策として、以下の取り組みも行っています。
- 調理従事者向けの熱中症予防に関する講習会の開催
- 空調設備の補助金交付
- 調理場の暑さ対策マニュアルの配布
文部科学省は、この調査結果を踏まえて、学校給食調理場の労働環境改善のための施策を検討していきます。
公立学校施設の給食調理場における空調（冷房）設備の設置状況調査を実施（令和6年9月1日現在）
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