山形県、熱中症による救急搬送状況を公表
発生状況
山形県は、2024年9月30日午前5時に「熱中症による救急搬送状況について」を発表しました。
2024年6月から9月までの期間に、県内で熱中症と診断されて救急搬送された人は1,520人でした。これは、前年同時期（1,245人）と比べて22.0%増加しています。
年代別発生状況
年齢別では、65歳以上の高齢者が最も多く（690人）を占め、次いで60～64歳（228人）となっています。若い世代では、20～29歳（157人）、30～39歳（143人）も多かったのが特徴です。
発生場所
発生場所は、自宅が最も多く（553人）を占め、次いで屋外（415人）、職場（167人）となっています。
主な症状
救急搬送された人の主な症状は、脱水（1,026人）、めまい（897人）、頭痛（754人）でした。
季節要因
熱中症の発生は、夏場の高温多湿な時期に集中しています。山形県では、7月と8月に全体の約6割の発生が集中しています。
関連情報
熱中症は、高温多湿な環境にさらされることで、体内の水分や塩分バランスが崩れて起こる症状です。重症化すると、命に関わる恐れがあります。
予防策
熱中症を防ぐための予防策としては、次のようなことが挙げられます。
- こまめな水分補給
- 涼しい場所での過ごし方
- 適度な運動
- 適切な服装
対処法
熱中症の症状が現れた場合は、次の対処法を行ってください。
- 涼しい場所に移動する
- 水分を補給する
- 体を冷やす
- 必要に応じて救急車を呼ぶ
山形県では、今後も熱中症対策に取り組んでいくとしています。
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