奈良県警、(9月20日)特殊詐欺被害を未然に防止したコンビニエンスストアオーナーへ感謝状を贈呈

コンビニオーナーの機転で特殊詐欺被害を未然に防止

奈良県警が感謝状を贈呈

2024年9月20日、奈良県警は特殊詐欺被害を未然に防止したコンビニエンスストアオーナーに感謝状を贈呈しました。

事件の概要

9月20日午前2時頃、奈良県桜井市のコンビニエンスストアに80代の女性が入店。女性は「息子が交通事故で捕まり、示談金が必要」と男性店員に話しました。

オーナーの機転

この会話に違和感を感じたオーナーは、女性に事情を詳しく聞くことにしました。女性は、携帯電話で「息子」と名乗る男性とつながっている状態で、男性の指示に従って現金を出そうとしていました。

オーナーは女性の携帯電話を取り上げ、男性に代わって話を聞きました。男性は振込先を告げていましたが、オーナーはすぐに警察に通報。この通報により、女性は被害に遭うことなく未然に詐欺を防ぐことができました。

感謝状贈呈

オーナーの機転により、女性は約100万円の被害を免れました。奈良県警の鳥羽志津夫本部長は、「オーナーの機転と勇気ある対応により、被害を未然に防止できた」と感謝を述べ、感謝状を贈呈しました。

関連情報

特殊詐欺の手口 特殊詐欺は、電話やメールで連絡を装い、お金や個人情報を要求する犯罪です。典型的な手口には、「オレオレ詐欺（息子や孫を名乗る）」「振り込め詐欺（架空の請求書を送付する）」などがあります。
特殊詐欺の対策 不審な電話やメールがあった場合は、すぐに警察に通報しましょう。また、お金や個人情報を要求された場合は、安易に応じずに家族や警察に相談しましょう。

最後に

コンビニオーナーの機転と勇気ある行動により、特殊詐欺被害を未然に防止することができました。特殊詐欺被害を防ぐためには、不審な連絡に十分注意し、少しでも怪しいと感じた場合は警察に通報することが重要です。