バター・脱脂粉乳の輸入枠数量、2024年度も据え置きへ
農林水産省は2024年9月27日、「令和6年度のバター及び脱脂粉乳の輸入枠数量の検証について」を発表しました。
バターと脱脂粉乳は、国内生産だけでは需要を満たすことができないため、輸入枠が設けられています。農林水産省は、毎年度その輸入枠数量を検証し、必要に応じて調整しています。
2024年度の輸入枠数量
今回の検証の結果、バターと脱脂粉乳の2024年度の輸入枠数量は、以下の通り据え置きとなりました。
- バター: 3万1,275トン
- 脱脂粉乳: 1万6,000トン
関連情報
今回の輸入枠数量の据え置きは、国内のバターと脱脂粉乳の需給状況が安定していることが理由です。国内生産量は安定しており、輸入に過度に依存することなく、安定的な供給体制が維持されています。
また、輸入枠数量の決定にあたっては、世界的な乳製品市場の動向や、国内における乳製品の自給率向上に向けた取り組みも考慮されています。
農林水産省は、今後も国内のバターと脱脂粉乳の需給状況を注視し、必要に応じて輸入枠数量の調整を行う方針です。
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