マダニに注意！日本紅斑熱への対策を
広島県は、2024年9月27日午前8時に『マダニ類の活動が盛んな季節です！「日本紅斑熱」に気を付けましょう！』というお知らせを発信しました。
マダニとは
マダニは、寄生性のクモ綱節足動物で、体長は2～10ミリ程度です。草むらや森林などの低木林に生息し、動物や人の血を吸います。
日本紅斑熱とは
日本紅斑熱は、マダニが媒介する細菌感染症です。症状は次のとおりです。
- 発熱
- 頭痛
- 筋肉痛
- 発疹（顔や手足に特徴的な赤い斑点）
- 吐き気や嘔吐
- 下痢
予防対策
日本紅斑熱を予防するためには、以下の対策を講じることが重要です。
- 長ズボンや長袖シャツを着用する。
- 肌を露出しないようにする。
- 虫除けスプレーを使用する。
- 草むらや森林などのマダニが生息する場所を避ける。
- 野外活動後は、体中をチェックしてマダニが付着していないかを確認する。
マダニに咬まれた場合
もしマダニに咬まれた場合は、次のように対処します。
- ピンセットなどでマダニを慎重に取り除く。
- 咬まれた部分を消毒する。
- 症状が出た場合は、すぐに医療機関を受診する。
感染した場合の治療
日本紅斑熱は、抗生物質で治療することができます。早期に治療を開始することで、重症化を防ぐことができます。
関連情報
- 広島県衛生環境研究所：https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/kankyo/25256.html
- 厚生労働省：https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000124738.html
マダニ類の活動が盛んな季節です！「日本紅斑熱」に気を付けましょう！
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