人への有害性 ガーデニング用のベニバナイチゴは、一般的に人に害を及ぼす毒性はありません。果 実は食用で、生で食べることができます。ただし、まれに、一部の人はベニバナイチ ゴに対するアレルギー反応を起こすことがあります。症状としては、皮膚の発疹、か ゆみ、喘息発作などが挙げられます。 犬や猫への有害性 ベニバナイチゴは、犬や猫にとって毒性があります。果実や葉を摂取すると、次のよ うな症状を引き起こす可能性があります。
嘔吐
下痢
腹痛
脱水症状
食欲不振
けいれん(稀)
庭からベニバナイチゴを取り除く。
犬や猫がベニバナイチゴにアクセスできないようにする。
犬や猫がベニバナイチゴを摂取した場合は、すぐに獣医に連絡する。
これらの症状は通常、摂取後数時間以内に表れます。重症の場合は、死に至る可能性 があります。 毒性物質 ベニバナイチゴの毒性は、フラガリンという物質によるものです。フラガリンは、胃 腸管を刺激するシュウ酸カルシウムの結晶の一種です。 対処法 犬や猫がベニバナイチゴを摂取した場合は、すぐに獣医に連絡してください。応急処 置としては、大量の水を与えて胃を洗い流すことが重要です。獣医は、活性炭や抗嘔 吐薬などの治療法を施すことがあります。 予防策 犬や猫がベニバナイチゴを摂取するのを防ぐには、次の予防策を講じてください。