福岡県、2024年度の市町村決算速報を公開
福岡県は、2024年9月30日午前8時に、「令和5年度県内市町村普通会計決算（速報）」を発表しました。
決算概要
- 普通会計歳入総額：約8兆5,174億円
- 普通会計歳出総額：約8兆5,123億円
- 実質収支：約51億円（黒字）
前年度比較
- 歳入総額：前年度比約1.2％減
- 歳出総額：前年度比約1.5％増
- 実質収支：前年度から約313億円改善
主な歳入・歳出
歳入 * 地方税：約3兆5,217億円（全体の約41.3％） * 地方交付税：約1兆7,168億円（全体の約20.2％）
歳出 * 人件費：約2兆2,668億円（全体の約26.6％） * 公共事業費：約1兆4,374億円（全体の約16.9％） * 福祉費：約1兆3,735億円（全体の約16.2％）
関連情報
- 福岡県では、市町村の決算を迅速かつ正確に把握するため、「電子決算支援システム」を活用しています。
- 県内市町村の決算状況は、福岡県のウェブサイトで随時公開されています。
- 決算速報は速報値であり、今後確定値に変更される可能性があります。
解説
今回の決算では、歳出の増加が歳入の減少を上回り、実質収支は前年度から改善しました。これは、新型コロナウイルス感染症の影響が徐々に収まり、経済活動が回復していることを示しています。また、公共事業費の増加や人件費の高騰が歳出を押し上げている要因と考えられます。
福岡県では、市町村の財政状況を健全化し、住民サービスの向上を図るために、今後も地方財政の健全化に取り組んでいくとしています。
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