富山大学が3Dウォークスルーで「大郷コレクション青銅花器と花の出会い」展を公開
2025年1月28日、富山大学工芸史・工芸技術史研究室は「大郷コレクション青銅花器と花の出会い―嵯峨御流富山司所の『景色いけ』―」展の3Dウォークスルーを公開しました。
展示会の概要
この展示会では、東京藝術大学名誉教授で富山大学客員教授の大郷正人氏が収集した青銅花器約50点が展示されています。これらの花器は、日本の伝統的な生け花様式である「景色いけ」で使用され、嵯峨御流富山司所の歴史を物語っています。
「景色いけ」は、自然の風景を花器の中で表現する生け花様式です。青銅花器は、その独特の形状や質感によって、景色いけの表現を豊かにします。
3Dウォークスルー
3Dウォークスルーでは、展示会場をあたかも実際に訪れているかのように探索することができます。花器の一つ一つをまじかに見ることができるだけでなく、展示会の解説も音声で聞くことができます。
関連情報
嵯峨御流富山司所
嵯峨御流富山司所は、富山県に本拠を置く嵯峨御流の地方組織です。富山藩主であった前田利家公の庇護の下、江戸時代に設立されました。
大郷正人氏
大郷正人氏は、東京藝術大学名誉教授で元富山大学客員教授です。工芸史を専門とし、特に青銅花器の研究で知られています。
3Dウォークスルーのアクセス
富山大学工芸史・工芸技術史研究室のウェブサイト（https://www.toyama-u.ac.jp/cias/art/）からアクセスできます。
この3Dウォークスルーを活用することで、自宅にいながらにして富山大学で開催されている展覧会を楽しむことができます。日本の伝統的な工芸と生け花文化に興味のある方は、ぜひご覧ください。
3Dウォークスルー公開：工芸史・工芸技術史研究室 令和6年度企画展 大郷コレクション青銅花器と花の出会い―嵯峨御流富山司所の「景色いけ」―
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