秋田フォーラムで縄文遺跡の環状列石に迫る
秋田県は、2025年1月27日（金）に、「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産に登録されたことを記念したフォーラムを開催します。
フォーラム概要
- タイトル：環状列石のはじまりーその出現をさぐるー
- 日時：2025年1月27日（金）13:00～16:30
- 会場：秋田県立美術館 講堂
- 主催：秋田県教育委員会
- 対象：一般
フォーラムの内容
このフォーラムでは、北海道・北東北に広がる縄文時代の環状列石の謎に迫ります。環状列石は、石を円形に並べたもので、縄文時代前期に多く造られました。その用途は明らかではありませんが、儀式や祭祀に使われていたと考えられています。
フォーラムでは、以下の講演が行われます。
- 環状列石の基礎知識と世界遺産登録の意義（秋田県立博物館 学芸員）
- 北海道の環状列石ー最新の研究成果（北海道大学 教授）
- 北東北の環状列石ー秋田県内の遺跡を中心に（秋田県立博物館 学芸員）
関連情報
北海道・北東北の縄文遺跡群
北海道・北東北の縄文遺跡群は、北海道と青森県、岩手県、秋田県の4道県にまたがる縄文時代の遺跡群です。環状列石のほか、竪穴住居跡や貝塚など、縄文時代の生活や文化を伝える貴重な遺跡が含まれています。2021年、ユネスコの世界文化遺産に登録されました。
秋田県の環状列石
秋田県には、全国で最も多くの環状列石が分布しています。なかでも、大湯環状列石と神代環状列石は、国の特別史跡に指定されています。大湯環状列石は、内側に土手が築かれ、中央に石柱が立つというユニークな構造をしています。
おわりに
このフォーラムでは、北海道・北東北の環状列石の謎に迫り、縄文時代の文化や生活を理解する貴重な機会となります。興味のある方はぜひご参加ください。
北海道・北東北の縄文遺跡群 秋田フォーラム『環状列石のはじまりーその出現をさぐるー』開催！
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