新潟県が一部の医薬品を新たに「知事指定薬物」に指定
[2025年1月24日]
新潟県は、覚醒剤や麻薬に類似する作用のある特定の医薬品を「知事指定薬物」として新たに指定すると発表しました。この指定は、2025年4月1日から施行されます。
対象となる医薬品
今回指定される医薬品は次のとおりです。
- メチルフェニデート（リタリン）
- アンフェプラモン（ベンザティン）
- ジメチルアミノヘプタン（DMAA）
- エチルフェニデート（エドロン）
- ピラセタム
指定の理由
新潟県によると、これらの医薬品は脳の神経伝達物質に作用し、覚醒剤や麻薬に類似した効果を引き起こす可能性があるとのことです。近年、これらの医薬品を乱用する事例が増えていることから、指定を決めたそうです。
罰則
知事指定薬物に指定された医薬品を所持または使用した場合は、罰則が科されます。
- 所持：懲役1年以下または罰金100万円以下
- 使用：懲役6月以下または罰金50万円以下
関連情報
- 厚生労働省：指定薬物
- 新潟県：知事指定薬物への指定について
- 日本中毒学会：依存症と薬物乱用
対策
新潟県では、知事指定薬物の乱用を防ぐために以下のような対策を講じています。
- 医療機関への指導・監督の強化
- 学校や地域での啓発活動の推進
- 依存症治療施設への支援
「知事指定薬物」を新たに指定します。
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