ツキノワグマによる人身被害を防ぐために
新潟県は、ツキノワグマによる人身被害を防止するために、以下の対策を求めています。
発生状況
新潟県内では、近年ツキノワグマによる人身被害が発生しています。2022年には、上越地域で2件の被害が発生しました。
ツキノワグマの特徴
ツキノワグマは、雑食性のクマで、果実、草木、昆虫などを食べています。夜行性で、日中は森の中で休んでいます。
近づかない、刺激しない
ツキノワグマは通常、人間を避けますが、驚かされると攻撃することもあります。そのため、ツキノワグマを見かけたら、慌てず騒がず、ゆっくりと後ずさりしながらその場を離れてください。決して近づいたり、刺激を与えたりしないでください。
鈴やラジオをつける
ツキノワグマに自分の存在を知らせるために、鈴や小型ラジオなどを持ち歩き、音が鳴るようにしてください。
残飯や生ごみには注意
ツキノワグマはにおいに敏感で、残飯や生ごみなどが放置されていると近づいてきます。残飯や生ごみは、密閉容器に入れて適正に処理してください。
山菜採りやキノコ狩り時の注意点
山菜採りやキノコ狩りの際は、単独行動を避け、複数人で行動してください。大声で話をしたり、歌を歌ったりして、ツキノワグマに自分の存在を知らせてください。
遭遇した場合の対処法
もしツキノワグマに遭遇した場合は、以下の対処法を行ってください。
- 落ち着いて、ゆっくりと後ずさりする。
- 大きな声で話したり、歌を歌ったりして、自分の存在を知らせる。
- 目を合わせない。
- 走ったり、振り向いたりしない。
- リュックサックや荷物を投げ捨てる（クマの気をそらすため）。
- 万が一、クマが攻撃してきた場合は、うつ伏せになって死んだふりをする。
新潟県では、ツキノワグマによる人身被害を防ぐために、引き続き啓発活動や対策を実施しています。ツキノワグマの生息域を訪れる際は、十分に注意し、安全に行動してください。
ツキノワグマによる人身被害を防ぐために（1月22日更新）
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