新潟県、土砂災害警戒情報基準の廃止を発表
新潟県は2023年1月21日、能登半島地震を受けて暫定的に引き下げていた「土砂災害警戒情報」の発表基準を廃止し、通常基準での運用に戻すと発表しました。
背景
能登半島地震は、2022年3月6日に発生しました。地震の影響で山地に土砂崩れの危険性が高まり、新潟県は土砂災害警戒情報の発表基準を暫定的に引き下げていました。
基準の廃止
地震から約1年が経過した現在、山地の安定性は回復し、特別な基準を維持する必要がなくなったと判断されました。そのため、新潟県は2023年1月29日から通常基準での運用に戻します。
通常基準
通常基準では、以下の条件がすべて満たされた場合に土砂災害警戒情報が発表されます。
- 降水量が1時間に20mm以上
- 土壌の水分量が飽和状態
- 地盤が緩い
関連情報
- 土砂災害警戒情報の発表基準（通常基準） 新潟県土砂災害対策条例施行規則
- 能登半島地震について 気象庁
ご注意
土砂災害警戒情報が発表された場合は、速やかに安全な場所に避難してください。また、情報が発表されていなくても、大雨の場合は土砂崩れの危険性が高まりますので、警戒が必要です。
能登半島地震を受けて暫定的に引き下げた「土砂災害警戒情報」の発表基準を廃止して通常基準で運用します
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