岩手県で高病原性鳥インフルエンザが発生、建設業協会が埋却に協力
岩手県は2025年1月21日午前7時、盛岡市で高病原性鳥インフルエンザが確認されたことを発表しました。
この事態を受け、県は埋却作業に協力するため、一般社団法人岩手県建設業協会盛岡支部へ要請。協会は迅速に対応し、人員と機材を提供しました。
埋却作業の経緯
午前7時ごろ、感染が確認された養鶏場から鶏が搬出され、盛岡市の埋却地に運搬されました。埋却地では、建設業協会のメンバーが重機やダンプを使用し、鶏を深さ約3メートルの穴に埋設しました。
埋却作業は、感染拡大を防ぐための厳格な衛生対策の下で実施されました。作業員は防護服やマスクを着用し、重機にも消毒液が散布されました。
関係各所の協力
埋却作業には、岩手県建設業協会盛岡支部だけでなく、岩手県、盛岡市、盛岡市農業委員会、獣医師会など、関係各所が協力しました。
今後の対応
埋却作業は完了しましたが、県は引き続き、感染拡大防止のための対策を講じます。周辺地域のモニタリングや消毒作業を実施し、さらなる感染を防ぐことに努めます。
関連情報
- 高病原性鳥インフルエンザとは、鳥類に感染するウイルス性の病気です。感染すると、高確率で死亡します。
- 人への感染はまれですが、注意が必要です。感染した鳥に触れたり、その排泄物に触れたりすると、結膜炎やインフルエンザ様症状を引き起こす可能性があります。
- 鳥インフルエンザを防ぐには、家禽を適切に飼育し、衛生管理を徹底することが大切です。また、感染した鳥に触ったり、その排泄物に触れたりしないように注意しましょう。
高病原性鳥インフルエンザの埋却対応について、一般社団法人岩手県建設業協会盛岡支部の方々に御協力をいただきました。（1事例目 盛岡市）
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