横浜市の文化財を守る防災訓練を実施
横浜市は、文化財防火デー（1月26日）に合わせて、文化財の防災対策の強化を目的とした防災訓練を実施します。
訓練の概要
- 日時：2025年1月20日（月）1:00～
- 場所：三渓園（横浜市中区本牧三之谷58-1）
- 内容：
- 文化財収蔵庫からの美術品搬出訓練
- 消火器と放水による初期消火訓練 *文化財担当者の応急対応訓練
訓練の目的
この訓練は、以下の目的で行われます。
- 文化財を取り巻く職員や関係者が、災害発生時に迅速かつ適切に対応できるよう、実戦的な訓練を通じてスキルを向上させること。
- 市民の文化財保護意識を高め、防災への関心を喚起すること。
文化財防火デー
文化財防火デーは、1949年1月26日に奈良・法隆寺金堂で火災が発生し、貴重な仏像や壁画が焼失したことをきっかけに制定されました。この火災を教訓に、文化財の防火意識を高めるとともに、防災対策の重要性を広く周知するために設けられました。
関連情報
横浜市では、文化財の防災対策として以下のような取り組みを行っています。
- 文化財収蔵庫の耐震化や防火対策の強化
- 文化財のデジタル化による資料の保存
- 防災訓練の実施や防災マニュアルの整備
- 市民向けの文化財防災講座の開催
横浜市は、貴重な文化財を未来に継承するため、今後も防災対策の強化に努めていくとしています。
【記者発表】文化財防火デーに合わせて防災訓練を実施します
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