千葉県で高病原性鳥インフルエンザ疑い事例発生
千葉県は2025年1月18日、匝瑳市内の養鶏場で採卵鶏約16万羽を飼育する農場から、高病原性鳥インフルエンザの疑い事例が発生したと発表しました。
経緯
農場では、1月17日頃から鶏の異常死亡が確認され、同日、県家畜保健衛生所に連絡がありました。1月18日に実施した簡易検査で、高病原性鳥インフルエンザウイルスに対する抗体が陽性反応を示したため、疑い事例として公表されました。
現在の状況
現在、農場内では鶏の移動制限や消毒などの防疫措置が実施されています。また、県は農場の周辺地域で野鳥の監視や消毒作業を行っています。
関連情報
- 高病原性鳥インフルエンザは、鶏やアヒル等に感染するウイルス性疾患です。
- 感染すると、高い致死率で鶏が死亡します。
- ヒトへの感染はまれですが、感染すると重篤な症状を引き起こす可能性があります。
- 鳥インフルエンザの感染が確認された場合、感染した家畜の殺処分や発生農場周辺の消毒などの防疫措置が取られます。
今後の対応
県では、疑い事例の確定検査を実施し、感染源の特定と防疫措置の徹底を図ります。また、農場周辺の野鳥の監視を強化し、感染拡大の防止に努めます。
注意喚起
県は、鳥インフルエンザの感染拡大を防ぐため、以下の事項に注意を呼びかけています。
- 野鳥に近づかない。
- 養鶏場への無断立ち入りをしない。
- 死んだ鳥を見つけたら、むやみに触らず、県家畜保健衛生所へ連絡する。
県では、県民の皆様のご協力と理解を呼びかけています。
高病原性鳥インフルエンザ「疑い事例」の発生について（第24報）（令和7年1月18日）
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