富山大学出身の伊与原新氏が第172回直木賞を受賞
富山大学は、2023年1月16日に、同大の元助教である伊与原新（いよはらしん）さんが第172回直木賞を受賞したことを発表しました。
直木賞とは
直木賞は、大衆小説作品に与えられる文学賞で、小説の新人や中堅作家を表彰しています。1935年に創設され、毎年2回発表されます。
伊与原新氏の受賞作品
伊与原新氏が受賞したのは、「しろがねの葉」という長編小説です。江戸時代後期の幕末を舞台に、武士の生き様や激動の時代に翻弄される人々の姿を描き出しています。
伊与原新氏プロフィール
伊与原新氏は、1969年富山県生まれ。富山大学教育学部を卒業後、同大大学院総合人間学研究科博士課程を修了しました。大学では日本史を専攻し、元助教として教鞭を執っていました。
卒業後は、小説家として執筆活動を開始。2005年に「それでも、海へ。」で第19回日本推理作家協会賞を受賞し、2012年には「真田太平記」で第35回吉川英治文学新人賞を受賞しました。
大学時代の思い出
富山大学での時代を振り返り、伊与原新氏は次のように語っています。
「大学では、講義やゼミを通して歴史の面白さを学び、歴史研究への情熱を深めました。また、仲間と切磋琢磨して勉学に励んだ経験は、執筆活動の原動力となっています」
今後の活躍に期待
富山大学は、伊与原新氏の受賞を祝するとともに、今後の活躍に大きな期待を寄せています。
伊与原新氏の受賞は、富山大学出身者の文学界での活躍を示すものであり、今後も大学として、学生の夢や志を支えていきます。
本学元助教の伊与原新さんが第172回 直木賞を受賞
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