東京工科大学・舟山貴士助教がタイプデザインでベストワーク賞を受賞
2025年1月15日、東京工科大学の舟山貴士デザイン学部助教が、「日本タイポグラフィ年鑑2025」のタイプデザイン部門でベストワーク賞を受賞しました。
受賞作品「UD新明朝体」
受賞した作品は、舟山助教が開発した「UD新明朝体」というフォントです。UD新明朝体は、読みやすさと視認性を重視して設計されたユニバーサルデザインフォントで、あらゆる人がストレスなく文章を読むことができるように考慮されています。
UD新明朝体は、以下の特徴を有しています。
- 文字の視認性を向上させるための高いコントラスト比
- 行間や文字間隔の広いデザインで、混雑感や圧迫感を軽減
- 視覚障害者にも読みやすい太字バージョン
用途の可能性
UD新明朝体は、教科書や公文書、ウェブサイト、サインなど、さまざまな用途に使用できます。また、読みやすさを必要とする視覚障害者や高齢者にとって特に役立ちます。
関連情報
- 「日本タイポグラフィ年鑑」は、日本タイポグラフィ協会が毎年発行する年鑑で、優れたタイポグラフィ作品を紹介しています。
- 舟山助教の研究は、東京工科大学デザイン学部デザイン情報学科で行われています。
- UD新明朝体は、無料でダウンロードして使用することができます。
受賞の意義
今回の受賞は、舟山助教のタイプデザインにおける卓越した技術と、ユニバーサルデザインに対する取り組みが認められたものです。UD新明朝体は、インクルーシブでアクセスしやすいコミュニケーションを促進するための貴重なリソースとなるでしょう。
舟山貴士デザイン学部助教が日本タイポグラフィ年鑑2025のタイプデザイン部門でベストワーク賞を受賞
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