岩手県で高病原性鳥インフルエンザが確認
農林水産省の発表（2025年1月10日 8:00）
農林水産省は、岩手県で発生した高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜（国内19例目）を遺伝子解析し、以下の結果が判明したと発表しました。
遺伝子型： H5N8亜型 系統： Eurasian_lineage/2.3.4.4b
詳細:
- 2025年1月9日、岩手県奥州市内の養鶏場で、体調不良のニワトリが確認されました。
- 検査の結果、高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出され、疑似患畜と判定されました。
- 遺伝子解析の結果、ウイルスはH5N8亜型であり、ユーラシア系の系統であることが判明しました。
関連情報:
- H5N8亜型： 高病原性鳥インフルエンザウイルスの一種で、2014年以降、国内で複数回確認されています。
- ユーラシア系： 鳥インフルエンザウイルスの系統の一つで、過去に日本でも確認されたことがあります。
- 国内19例目： 2022年10月以降、国内では19例の高病原性鳥インフルエンザ発生が確認されています。
対策:
農林水産省は、発生農場周辺の10km圏内への移動制限などの防疫措置を講じています。また、関係機関と協力して、ウイルスの拡大防止に努めています。
注意事項:
- 鳥インフルエンザは人にも感染する可能性があります。鳥やその卵、フンなどに触れないようにしてください。
- 生の鶏肉や卵は、十分に加熱して食べましょう。
- 異常な鳥を見つけた場合は、直ちに最寄りの家畜保健衛生所に連絡してください。
岩手県で確認された高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜（国内19例目）の遺伝子解析及びNA亜型の確定について
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