ジミー・カーター元大統領の国葬を議事堂のロタンダで開催
2025年1月7日、アメリカの議会の両院である議会は、故第39代大統領ジミー・カーター氏の遺体を議事堂のロタンダに安置することを承認する合同決議案（S. Con. Res. 3 (ENR)）を可決しました。
この決議により、カーター氏の遺体は2025年1月10日から11日までロタンダに安置され、国葬に先立って国民が追悼することができます。ロタンダは歴代の偉人たちの遺体を安置するために使用されてきた歴史的な建物で、一般に公開されています。
カーター氏は2025年1月12日にジョージア州プレーンズにあるマーヌス・キャンベル・グローバー・ユナイテッド・メソジスト教会で国葬が行われます。国葬にはオバマ元大統領、ブッシュ元大統領、クリントン元大統領、バイデン現大統領など、歴代のアメリカ大統領が出席する予定です。
ジミー・カーター氏は1924年にジョージア州プレーンズに生まれ、1977年から1981年まで第39代アメリカ合衆国大統領を務めました。彼は農場主、海軍軍人、平和活動家としても活躍し、パレスチナ人とイスラエル人との和平条約の調停にも貢献しました。
2023年、カーター氏は健康上の理由からホスピスケア施設に入所しました。彼の家族は声明で、「カーター大統領は私たちが持つことができた最も大切な父、祖父、夫、そして兄弟でした。彼は最後まで冷静かつ落ち着いた心で向き合い、彼の信仰がこの旅路を通して彼を支えていました」と述べました。
S. Con. Res. 3 (ENR) – Authorizing the use of the rotunda of the Capitol for the lying in state of the remains of the late James Earl Carter, Jr., 39th President of the United States.
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