青森県と日本UAS産業振興協議会が災害時ドローン支援協定を締結
青森県は、2025年1月7日に一般社団法人日本UAS産業振興協議会と「災害時におけるドローンによる支援活動に関する協定」を締結しました。
この協定は、災害発生時にドローンを活用して、被災状況の迅速な把握や物資の運搬、救助活動などを効率的に行うことを目的としています。
ドローンの活用例
具体的には、以下のようなドローンの活用が想定されています。
- 災害状況の把握：広範囲の被災地を上空から撮影し、損壊状況や通行可能ルートなどを把握します。
- 物資の運搬：食料や水などの緊急物資を孤立した地域に届けたり、負傷者の搬送に使用したりします。
- 救助活動：被災者に寄り添い、状況を報告したり、声掛けを行ったりします。
協定の内容
協定では、以下の項目について定められています。
- 災害発生時のドローンの派遣と活用方法
- ドローン操縦士の確保と訓練
- ドローンに関する情報共有
- 協定の有効期間と更新
この協定により、青森県と日本UAS産業振興協議会は、災害時に連携してドローンの有効活用を図り、被災者の支援に努めていきます。
背景
近年、災害が多発化・激甚化しています。ドローンは、従来の人力や車両では困難な場所にもアクセスでき、迅速かつ効率的に支援活動を行うことができます。青森県は、この協定を通じて、災害時のドローン活用体制を強化し、県民の安全と安心の向上を図ります。
一般社団法人日本UAS産業振興協議会と「災害時におけるドローンによる支援活動に関する協定」を締結しました。 [防災危機管理課 1月7日]
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