京都市消防局が「応急手当普及推進事業所制度」を導入
京都市消防局は、2025年1月6日午前7時に、「応急手当普及推進事業所制度」を公開しました。この新しい制度の目的は、応急手当の普及と促進を図り、市民の救命率向上に貢献することです。
制度の内容
この制度は、以下の内容で構成されています。
- 応急手当普及推進事業所認定：応急手当に関する普及・啓発活動などに積極的に取り組む事業所を認定します。
- 応急手当普及推進員：事業所で応急手当に関する啓発や指導を行う従業員を認定します。
- 応急手当普及のための講習会・イベント支援：事業所が応急手当普及のための講習会やイベントを開催する場合、消防局が支援を行います。
対象事業所
この制度は、以下の事業所が対象となります。
- 従業員数50人以上の事業所
- 京都市内に事業所を有する事業所
制度の意義
この制度は、次のようなメリットがあります。
- 救命率の向上：応急手当の普及により、緊急時の救命率が向上することが期待されます。
- 従業員の安心感の向上：応急手当ができる従業員が増えることで、従業員の安心感も高まります。
- 地域社会への貢献：事業所が応急手当の普及に取り組むことで、地域社会全体の救命意識の向上に貢献できます。
認定の基準
応急手当普及推進事業所の認定を受けるためには、以下の基準を満たす必要があります。
- 応急手当普及推進員を5名以上配置する。
- 年間1回以上、応急手当普及のための講習会やイベントを開催する。
- 応急手当に関する情報を社内や社外に積極的に発信する。
申請方法
応急手当普及推進事業所の認定を申請したい事業所は、京都市消防局のウェブサイトから所定の申請書をダウンロードし、必要事項を記入の上、郵送またはファックスで提出してください。
問い合わせ先
京都市消防局 救急救命課 電話番号：075-222-3171 ファックス番号：075-222-3175
京都市消防局は、この制度を通じて、京都市における応急手当の普及や促進に貢献し、市民の救命率向上を図ることを目指しています。
応急手当普及推進事業所制度
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