茨城県で高病原性鳥インフルエンザ疑い、防疫本部が開催
2024年12月29日午前3時、農林水産省は茨城県において高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認されたことを発表しました。
確認状況
茨城県内の養鶏場において、採卵・食用鶏合計約43万羽が飼育されています。この養鶏場で29日午前9時頃、従業員が約1,500羽の異常死を確認しました。その後の検査の結果、高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜であることが判明しました。
防疫措置
農林水産省は直ちに、養鶏場の全羽の殺処分、周囲3キロメートル圏内での移動制限、周辺の消毒などの防疫措置を開始しました。また、動物検疫所と県職員による疫学調査も実施されています。
農林水産省鳥インフルエンザ防疫対策本部の開催
農林水産省は、事態に対処するため、同日午前8時から「農林水産省鳥インフルエンザ防疫対策本部」の持ち回り開催を行いました。本部長を務める農林水産大臣が状況を報告し、防疫対策や情報提供について協議しました。
関連情報
- 高病原性鳥インフルエンザは、家きんに感染するウイルス性の病気で、感染力が強く、高い致死率を伴います。
- 感染した家きんは、くしゃみ、鼻水、下痢などの症状を示すことがあります。
- 感染が確認されると、周辺の養鶏場に対する移動制限や消毒などの防疫措置が実施されます。
- 農林水産省は、養鶏場や家禽への適切な処置を呼びかけています。
今後の見通し
農林水産省は、防疫対策を徹底し、感染拡大の防止に努めています。今後の詳細については、農林水産省の発表を確認してください。
茨城県における高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の確認及び「農林水産省鳥インフルエンザ防疫対策本部」の持ち回り開催について
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