経済産業省、第7次エネルギー基本計画策定に向けて御意見を募集します

第7次エネルギー基本計画策定に向けた意見募集

2024年12月27日経済産業省は、第7次エネルギー基本計画策定に向けて、国民や事業者などから意見を募集すると発表しました。

エネルギー基本計画とは

エネルギー基本計画は、日本のエネルギー政策の長期的な指針を示すものです。エネルギーの安定供給、環境保全、経済発展のバランスを図り、国としてのエネルギー戦略を定めます。第7次基本計画は、2030年以降のエネルギー政策を方向付けるものとなります。

今回の意見募集の背景

現在の第6次エネルギー基本計画は2014年に策定され、2030年までのエネルギー政策の枠組みを示しています。しかし、化石燃料への依存度が高い日本は、近年頻発する自然災害やウクライナ危機の影響でエネルギーの安定供給に課題を抱えています。

また、気候変動対策の国際的な取り組みが強化されており、温室効果ガス排出量の削減が急務となっています。そのため、第7次基本計画では、エネルギーの安定供給の強化、脱炭素化の加速、エネルギーシステムの強靭化など、新たな課題に対応することが求められています。

意見募集の内容

意見募集では、以下のような幅広いテーマについて意見を求めています。

意見募集の時期と方法

意見募集の期間は2025年3月28日までです。意見は、以下の方法で提出できます。

オンラインフォーム： https://www.meti.go.jp/shingikai/energy/energy_basic_plan/index.html
郵送： 〒100-8901 東京都千代田区霞が関1-3-1 経済産業省総合資源エネルギー局長期戦略課（第7次エネルギー基本計画担当）
意見箱： 首相官邸、経済産業省、各都道府県庁などに設置

経済産業省は、寄せられた意見を第7次エネルギー基本計画の策定に反映させます。

今後のスケジュール