セルフメディケーション税制対象医薬品のレシート表示に誤り
[厚生労働省発表]
2024年12月27日、厚生労働省はセルフメディケーション税制対象医薬品のレシートにおける表示の誤りについて発表しました。
誤りの内容
一部の店舗において、セルフメディケーション税制対象医薬品の購入時に発行されるレシートに、次のような誤りが確認されました。
- 税抜価格と消費税額が逆さまに表示されている（例：税抜価格が消費税額より低い）
- 消費税額が端数処理されていない（例：消費税額が「10円」ではなく「11円」）
対象となる店舗
厚生労働省が確認した誤りのあるレシートを発行した店舗は以下の通りです。
- ドラッグストアA
- 薬局B
- スーパーC
影響
この表示誤りは、消費者の税額の確認や税申告に混乱をもたらす可能性があります。
対応
厚生労働省は、対象店舗に対して誤りの修正を指示しています。また、消費者は対象店舗でセルフメディケーション税制対象医薬品を購入した際は、レシートの表示内容を注意深く確認するよう呼びかけています。
セルフメディケーション税制とは
セルフメディケーション税制は、消費者が自主的に医薬品を選択して購入する「セルフメディケーション」を促進するために設けられた制度です。セルフメディケーション税制対象医薬品を購入した際に領収書を受け取ると、医療費控除の際に税額控除を受けることができます。
関連情報
- 厚生労働省発表資料：https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000221296.html
- セルフメディケーション税制について：https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1141_01.htm
セルフメディケーション税制対象医薬品に係るレシートの表示の誤りについて
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