厚生労働省、医療施設動態調査（令和6年10月末概数）

医療施設動態調査が発表されました

厚生労働省は、日本の医療施設の現状を把握するために実施した「医療施設動態調査（令和6年10月末概数）」の結果を2024年12月25日午前5時に公表しました。調査は2024年10月末時点の医療施設を対象に実施されました。

調査結果の概要

調査の結果、全国の医療施設数は2,262,674施設であることが判明しました。このうち、病院は8,045施設、診療は約80万施設、調剤薬局が56,200施設となっています。

病院の病床数は合計で172万床となっており、前年比で2万床減少しました。入院患者数は79万人で、前年比で3万人減少しています。

関連情報

医療施設動態調査とは？ 医療施設動態調査は、医療施設の包括的な情報を収集し、医療提供体制を把握することを目的として、厚生労働省が毎年実施している調査です。
調査の対象 医療施設全般が対象となっており、病院、診療所、調剤薬局、助産所、介護老人保健施設などが含まれます。
調査項目 施設名、所在地、設置者、病床数、職員数、医療費など、幅広い項目が調査されます。

本調査の意義

医療施設動態調査は、日本の医療提供体制を把握するための重要なデータを提供します。この情報は、医療政策の立案や医療サービスの改善に役立てられます。また、医療費の適正化や医療の質の向上にも貢献しています。

今後の展望

厚生労働省は、今後も医療施設動態調査を実施し、医療提供体制の動向を把握していく予定です。今後、医療のデジタル化や高齢化の進展が医療施設にどのような影響を与えるかが注目されます。