九州電力がESG投資指標「DJSI Asia Pacific」に初選定
九州電力は2024年12月24日、ESG投資指標「DJSI Asia Pacific」の構成銘柄に初めて選定されたと発表しました。国内の電力会社では、唯一の選定となります。
「DJSI Asia Pacific」とは
「DJSI Asia Pacific」は、米国のS&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社が選定する、アジア太平洋地域の持続可能な企業のパフォーマンスを評価する投資指標です。経済、環境、社会の3つの側面から企業を評価し、各業界の上位10％の企業が構成銘柄として選定されます。
九州電力の選定理由
九州電力が選定された理由は、同社の持続可能性への取り組みが高く評価されたためです。特に、以下のような点が評価されました。
- 再生可能エネルギーの活用促進（太陽光・風力）
- 廃棄物削減と資源循環の促進
- 地域社会との連携による持続可能な開発への貢献
- グローバルコンパクトへの署名とSDGsの推進
九州電力のコメント
九州電力の春名宗社長は、「この度、DJSI Asia Pacificに選定されたことを大変光栄に思います。これは、当社グループのESG経営への取り組みが評価された結果であり、これを励みに、今後も持続可能な経営の実現に向けて全力で取り組んでまいります」と述べています。
投資家からの注目
ESG投資が世界的に広まっていることから、DJSI Asia Pacificの構成銘柄は投資家からも注目されています。九州電力がこの指標に選定されたことで、同社の株価が上昇する可能性もあります。
ESG経営の重要性
ESG経営は、企業が環境、社会、ガバナンスの観点から持続可能な経営を行うことを指します。近年、ESG投資の拡大や気候変動対策の強化に伴い、企業のESG経営はますます重要になっています。
今回の九州電力の選定は、同社のESG経営に対する取り組みが認められ、投資家からも高く評価されていることを示しています。
ESG投資指標「DJSI Asia Pacific」の構成銘柄に初めて選定されました －国内の電力会社で唯一の選定－
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