インド高速鉄道、第18回合同委員会開催
2024年12月23日、経済産業省はインド高速鉄道に関する第18回合同委員会が開催されたと発表しました。
背景
インドと日本は2015年に、ムンバイとアーメダバードを結ぶ全長約508kmの高速鉄道の建設について協力協定を締結しました。このプロジェクトは、経済成長の促進と沿線地域の生活向上を目的としています。
合同委員会について
合同委員会は、プロジェクトの進捗状況を監視し、問題解決と意思決定を行うために設置された日印間の協議機関です。年に数回開催されており、今回の会合はインドのムンバイで行われました。
主な議題
第18回合同委員会では、以下の主要議題が討議されました。
- プロジェクトの全体的な進捗状況
- 用地取得と建設状況
- 財務状況
- 運行計画
進捗状況
合同委員会は、プロジェクトが順調に進捗していることを確認しました。用地取得はほぼ完了しており、建設作業も各地で開始されています。財務状況も概ね順調で、プロジェクトの資金調達は確保されています。
今後の見通し
合同委員会では、2026年の完成を目指してプロジェクトを推進していくことが確認されました。運行は2027年に開始される予定です。
関連情報
- インド高速鉄道プロジェクト公式ウェブサイト： www.mumbai-ahmedabad-highspeedrail.com
- 経済産業省のリリース： www.meti.go.jp/press/2024/12/20241223001/20241223001.html
まとめ
インド高速鉄道プロジェクトは、日印間の協力の象徴であり、両国の経済的および社会的発展に大きな影響を与えることが期待されています。合同委員会の開催は、プロジェクトの着実な進捗状況を反映しており、2026年の完成に向けて順調に進んでいることを示しています。
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