山口県でインフルエンザ様疾患の集団発生相次ぐ
山口県が発表した「インフルエンザ様疾患集団発生報告（第172～183目）」によると、2024年12月20日までに、県内で合計172件のインフルエンザ様疾患の集団発生が報告されました。
発生状況
集団発生の報告件数は、183目（12月16～19日）で21件と過去最多を記録しました。集団発生は県内全域で報告されており、特に宇部市、山口市、防府市で発生が目立っています。
原因
今回の集団発生は、インフルエンザウイルス、ノロウイルス、アデノウイルスなどのさまざまな病原体が原因とみられています。特にインフルエンザウイルスによる発生が多数を占めています。
症状
インフルエンザ様疾患の主な症状は、発熱、咳、のどの痛み、筋肉痛、頭痛などです。重症化すると、肺炎や脳炎などの合併症を起こす可能性があります。
対策
山口県では、集団発生への対策として、以下の呼びかけを行っています。
- 手洗い・うがいなどの手指衛生の徹底
- 咳エチケットの励行
- 発熱などの症状がある場合は医療機関を受診
- 予防接種（インフルエンザ、ノロウイルス）の受診
関連情報
- 山口県衛生環境研究センターホームページ：https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/smph/kenko/kenko/iseki/
- 全国感染症情報センターホームページ：https://www.niid.go.jp/niid/ja/index.html
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