ビスマーク海・ソロモン諸島戦没者遺骨引渡し式が行われる
厚生労働省による2024年12月19日発表
厚生労働省は、第二次世界大戦中にビスマーク海とソロモン諸島で戦没した日本兵士の遺骨引渡し式を2025年3月19日に開催すると発表しました。
遺骨の収集と調査
この遺骨は、厚生労働省が2022年から2023年にかけてビスマーク海とソロモン諸島の戦没者埋葬地で収集したものです。遺骨は、専門家によるDNA鑑定と歯型照合などの調査を経て、身元が特定されました。
引渡し式の詳細
引渡し式は、東京都千代田区の「国立千鳥ケ淵戦没者墓苑」で行われます。遺骨は、遺族や関係者らに手渡される予定です。
戦争犠牲者への哀悼
厚生労働省は、「この引渡し式を通じて、戦争犠牲者に哀悼の意を表し、遺族の悲しみに寄り添うとともに、戦争の悲惨さについて考える契機としたい」と述べています。
補足情報
- ビスマーク海海戦は、1943年3月に行われた海戦で、日本軍の輸送船団がアメリカ海軍に撃沈されました。
- ソロモン諸島での戦いでは、1942年から1945年にかけて、日本軍と連合軍が激しい戦闘を繰り広げました。
- 厚生労働省は、太平洋戦争中に戦没した日本兵士の遺骨収集と遺族への返還を続けています。
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