欧州議会、ベネズエラの反政府活動家2名を表彰
2024年12月17日、欧州議会はベネズエラの反政府活動家であるエドムンド・ゴンザレス・ウルティア氏とマリア・コリーナ・マチャド氏に、サハロフ思想・表現の自由賞を授与しました。
エドムンド・ゴンザレス・ウルティア氏は、ベネズエラ非政府組織「国際人権ネットワーク（RIDH）」の創設者で、長年にわたりベネズエラの権威主義政権の人権侵害を調査してきました。彼は、拷問、恣意的な逮捕、表現の自由の弾圧などの多くのケースを文書化しています。
マリア・コリーナ・マチャド氏はベネズエラ政治家で、2004年から2010年まで国民議会議員を務めました。彼女は野党の指導者として政権に反対し、2014年の反政府抗議運動では主要な役割を果たしました。マチャド氏は政権から繰り返し迫害されており、数回投獄されています。
サハロフ賞は、思想・表現の自由に貢献した個人や団体に授与されます。この賞は、1998年にソ連の物理学者で反体制派だったアンドレイ・サハロフの名前にちなんで設立されました。
欧州議会は、ウルティア氏とマチャド氏の受賞は、ベネズエラの抑圧的な政権と戦い、民主主義と人権を促進した彼らの並外れた勇気と決意を称えるものだと述べました。
ウルティア氏とマチャド氏の受賞は、ベネズエラの抑圧されているすべての人々にインスピレーションを与えるとともに、ベネズエラの政権が民主主義と人権を尊重するよう求める国際的な圧力も高まることでしょう。
Press release – Parliament honours Edmundo González Urrutia and María Corina Machado
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