岐阜県が「全国家計構造調査」を発表
調査概要
岐阜県は2023年12月16日午後3時に、「全国家計構造調査」の結果を発表しました。これは、総務省が実施する全国規模の調査で、家計の収入や支出、消費動向などを明らかにするものです。
岐阜県の家計構造
調査によると、2023年時点の岐阜県における平均世帯人数は2.3人、平均世帯所得は585万円でした。全国平均の平均世帯人数2.3人と平均世帯所得576万円に近くなっています。
支出の内訳
家計の支出は、食料品が18.4%、光熱費が12.2%、交通通信費が11.0%、教育費が9.8%、医療費が8.9%の順に多くなっていました。これは全国平均とほぼ同様の傾向を示しています。
消費動向
家計の消費動向は、前年比で1.8%増加しました。これは全国平均の1.6%をわずかに上回る数値です。この増加は、主に外食や旅行などのサービス支出の回復によるものとみられています。
関連情報
全国家計構造調査は、総務省が5年ごとに実施しています。今回の調査は2023年1月1日時点の家計状況を調査したもので、全国約8万世帯が対象となっています。
今後の展望
岐阜県は、この調査結果をもとに、生活支援策や消費喚起策などを検討していく予定です。また、今後の人口減少や高齢化社会への対応策を策定する上でも、重要な資料となることが期待されています。
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