ラ・パルマ島で新たな噴火、警戒レベルが引き上げられる
2024年12月16日
カナリア諸島のラ・パルマ島で、2024年12月16日午前7時30分（NZT）に新たな噴火が発生しました。
スペインの火山噴火監視機関であるIGNは、噴火の警戒レベルを「黄色」から「オレンジ」に引き上げました。これは、溶岩流や火山灰の噴出が差し迫っている可能性があることを意味します。
影響
噴火は、島の中部にあるクンブレ・ビエハ火山のカベサ・デ・ヴァカ火口から発生しています。噴火により、火山灰の柱や溶岩流が発生しています。
溶岩流は、ロゲ・デ・ラス・フィガスと呼ばれる人口密集地域に近づいています。当局は、住民に避難を呼びかけており、地域は封鎖されています。
火山灰は、周辺地域に広がっており、呼吸器系に問題を引き起こす可能性があります。当局は、住民にマスクを着用するよう勧告しています。
警戒レベル
警戒レベルが「オレンジ」に引き上げられたことで、IGNは噴火活動が今後数日でさらに活発化する可能性があると警告しています。
当局は、住民に対し、最新の情報を注意深く確認し、当局の指示に従うよう呼びかけています。
関連情報
- ラ・パルマ島は、大西洋に位置するカナリア諸島の1つです。
- 2021年9月、ラ・パルマ島では大規模な噴火が発生し、3か月間続きました。
- IGNは、スペインの火山噴火を監視し、警戒レベルを発行する責任を負っています。
- 「黄色」の警戒レベルは、噴火活動が活発化していることを示します。
- 「オレンジ」の警戒レベルは、噴火活動が差し迫っており、住民に対して避難の準備が必要であることを示します。
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