名古屋市、新型路面電車「SRT」導入へ
名古屋市は、2024年12月13日に「新たな路面公共交通システムSRTの導入に向けて Smart Roadway Transit」を発表しました。
SRTとは
SRT（Smart Roadway Transit）とは、ガイドウェイ（専用軌道）に沿って走行する路面電車の一種です。通常の路面電車と異なり、線路ではなくタイヤで走行するため、柔軟にルート変更や拡張ができます。また、ガイドウェイにはセンサーが設置されており、自動運転も可能です。
導入の目的
名古屋市は、SRTの導入により以下のような目的を達成することを目指しています。
- 交通渋滞の緩和
- 公共交通機関の利便性向上
- 都心部の活性化
導入計画
SRTは、以下の3つの段階で導入されます。
- 段階1（2027年度末完成予定）：名鉄栄町駅と名古屋城の間約2.4km
- 段階2（時期未定）：段階1の路線を東へ延長し、名古屋駅まで接続
- 段階3（時期未定）：段階2の路線をさらに東へ延長し、久屋大通駅まで接続
関連情報
SRT導入には、以下のような関連情報があります。
- 名称：Smart Roadway Transit（SRT）
- 車両：全長12mの車両80両
- 最高速度：40km/h
- 停留所：約450m間隔で設置
- 運賃：既存の公共交通機関と同等
- 自動運転：段階的に導入
名古屋市は、SRTの導入により、より便利で快適な都市交通網の構築を目指しています。
新たな路面公共交通システムSRTの導入に向けて Smart Roadway Transit
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