ブルガリアとルーマニア、2023年1月1日にシェンゲン協定に完全加盟
EUは2024年12月12日、ブルガリアとルーマニアが2023年1月1日にシェンゲン協定に完全加盟すると発表しました。
シェンゲン協定とは？
シェンゲン協定は、多くのヨーロッパ諸国が参加する協定で、国境管理を廃止し、国境を越えた移動を自由にすることを目的としています。協定に参加する国では、パスポートコントロールや他の出入国審査を行わずに国境を越えることができます。
ブルガリアとルーマニアの加盟
ブルガリアとルーマニアは、2007年にEUに加盟しましたが、シェンゲン協定にはまだ加盟していませんでした。この加盟により、両国はシェンゲン圏と呼ばれる、加盟国間を自由に行き来できる領域に参加することになります。
完全加盟の意義
完全加盟により、ブルガリアとルーマニアの市民は、パスポートやビザなしで他のシェンゲン圏の国々を旅行できるようになります。また、両国の企業も、国境を越えた貿易や事業活動が容易になります。
他の関連情報
- ブルガリアとルーマニアは、2011年からシェンゲン協定の「加盟準備」段階に参加していました。
- 両国は加盟準備プロセスにおいて、人々の自由な移動、安全対策、出入国管理を改善するための措置を実施してきました。
- ブルガリアとルーマニアの加盟は、シェンゲン協定の拡大にとって重要な節目となり、ヨーロッパにおける自由移動の拡大を強化します。
Bulgaria and Romania to fully join Schengen area on 1 January
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