西武ホールディングスは2024年12月12日、東京ガーデンテラス紀尾井町の売却に伴う資金使途を発表しました。同施設の売却益は約2,200億円とされています。
資金使途
西武ホールディングスは、売却益を以下のように使用することを計画しています。
- 債務の返済：約1,200億円
- 社債や借入金の返済にあてることで、財務体質の改善を図ります。
- 事業投資：約500億円
- ホテル事業や不動産事業への投資を通じて、事業基盤の強化と収益性の向上を目指します。
- 株主還元：約500億円
- 株主への配当や自社株買いを通じて、株主価値の向上を図ります。
東京ガーデンテラス紀尾井町について
東京ガーデンテラス紀尾井町は、東京都千代田区紀尾井町にある複合施設です。2007年に開業し、ホテル、オフィス、商業施設などが集積しています。
この施設は、西武ホールディングスの傘下企業である西武プロパティーズが所有・運営していました。しかし、西武ホールディングスは施設の流動化を検討しており、2024年11月に約2,200億円で投資ファンドのベインキャピタルに売却することを発表しました。
関連情報
- 西武ホールディングスのプレスリリース: 東京ガーデンテラス紀尾井町の流動化にともなう資金使途について
- ベインキャピタルのプレスリリース: ベインキャピタル、東京ガーデンテラス紀尾井町の買収を完了
- 東京ガーデンテラス紀尾井町のウェブサイト: https://www.tokyo-gt.jp/
東京ガーデンテラス紀尾井町の流動化にともなう資金使途について
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