ボリビアリスザルのシロ、永眠へ
茨城県日立市にあるかみね動物園は、最愛のボリビアリスザルであるシロが2024年12月12日午前5時に亡くなったことを発表しました。
シロは1992年6月2日にコロンビアで生まれ、2000年4月に1頭でかみね動物園へやってきました。やんちゃで活発な性格で、多くの来園者の心を魅了していました。
シロは、2021年に左後肢に腫瘍が見つかり、治療を続けてきました。しかし、ここ数か月で腫瘍の進行が急速に悪化し、職員の懸命な看病にもかかわらず、安らかな眠りにつきました。
シロは、かみね動物園の最も人気のある動物の1頭でした。その愛らしい姿と、他のリスザルたちと戯れる姿は、来園者の笑顔を誘っていました。
かみね動物園は、シロの逝去を悼み、職員一同が深く悲しんでいます。シロは、動物園の大切な家族であり、これからもシロの記憶を大切に守り続けます。
関連情報:
- ボリビアリスザルは、南米に生息する中型のリスザルです。
- 体長は30～40cm、体重は1～2kg程度です。
- 寿命は野生で約10年、飼育下では15年以上生きることもあります。
- 樹上生活者で、果物、昆虫、小型爬虫類などを餌としています。
- 社会的な動物で、家族やグループ単位で生活しています。
- 絶滅危惧種に指定されており、保護活動が行われています。
シロの訃報に接した多くの人々が、その生き様に感謝し、哀悼の意を表しています。シロの記憶は、かみね動物園を訪れた人々の心にいつまでも残り続けることでしょう。
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